カール・マルクスの主著『資本論』を学習する際の理解を助ける補助教材です。『資本論』は資本主義社会の構造とその矛盾を徹底的に分析した理論書であり、その内容は哲学、経済学、歴史学など多方面にわたるため、初学者にとって難解に感じられることも少なくありません。本書では、各章の要点整理、重要な概念の解説、そして現代社会との関連性を示すことで、読者が体系的に理解を深められるよう工夫しています。また、複雑な議論を図解や平易な言葉を用いて補足し、単なる知識の習得にとどまらず、自らの思考を発展させる契機となることを目指します。さらに、学習者同士の議論やゼミでの利用にも適しており、読書会や研究会の教材としても活用できます。本書を通じて、マルクスの理論的洞察がもつ歴史的意義と現代的課題を理解し、資本主義社会を批判的に捉える視座を獲得していただきたいと考えています。
「終わりよければ、すべてよし」。最後にハッピーエンドであることが幸福感には重要
「終わりよければ、すべてよし」。最後にハッピーエンドであることが幸福感には重要
3/22(水) 6:02配信
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ダイヤモンド・オンライン
Photo: ELUTAS / PIXTA(ピクスタ)
「幸福」を3つの資本をもとに定義した前著『幸福の「資本」論』からパワーアップ。3つの資本に“合理性”の横軸を加味して、人生の成功について追求した橘玲氏の最新刊『シンプルで合理的な人生設計』が話題だ。“自由に生きるためには人生の土台を合理的に設計せよ”と語る著者・橘玲氏の人生設計論の一部をご紹介しよう!
● 終わりよければ、すべてよし
これは、物語には短期的なものと長期的なものがあるということでもある。
短期的な物語は「いま、ここ」が舞台だ。ずっと憧れていた恋人とはじめてデートしたときは、自分が映画の主人公になったように感じたのではないだろうか。
あるいは、恋人から別れを告げられて落ち込むこともあるかもしれない。そんなときは、幸福だった頃を繰り返し思い出したり(過去のシミュレーション)、失恋を乗り越えて新しい恋を探しに行こうとしたりする(未来のシミュレーション)。
それに対して長期的な物語は、ある程度の年齢になってから、自分の人生を振り返ることだ。そして多くの研究が、「いろいろあったけど、なかなかいい人生だった」と思えることが、幸福感にとってものすごく重要であることを示している。
このことは、実験によって簡単に確かめることができる。最初に氷水のなかに手を入れ(かなり痛い)、次に常温の水に手を入れたときと、この順番を逆にして、最初が常温の水で次に氷水のときとでは、痛みの感覚はまったくちがう。物理的な刺激としては痛みの総量は同じはずなのに、最初に痛みがくることは耐えやすく、最後に痛みがくるのははるかに苦痛が大きい。
脳は直近の出来事に強く影響され、過去の出来事ほど影響は薄れる。「終わりよければ、すべてよし」なのだ。
だがこれは、短期的な物語はどうでもいいということではない。当たり前の話だが、長期的な物語とは、日々の物語が累積したものなのだ。
● すべてのロールプレイング・ゲームが最後はハッピーエンド
すべてのロールプレイング・ゲームに共通するのは、最後がハッピーエンドになることだ。
魅力的な物語は、みんなが夢中になって聞きたがる。ある程度の年齢になってから、自分の人生の物語を自信をもって語れるようになれば、きっとものすごく幸福だろう。
誤解のないように強調しておくと、いまつらい思いをしているひとに向かって、「それは幸福へのたんなるステップだ」といいたいわけではない。でもいつか成功を手にしたとき、その体験は人生の「物語」をさらに魅力的なものにしてくれるはずだ。
自分の人生を魅力的な物語にするためには、どうすればいいだろうか。この問いを出発点に、金融資本、人的資本、社会資本の土台をどのように合理的に設計するかを考えていこう。
橘玲(たちばな・あきら)
作家
2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ヒット。著書に『国家破産はこわくない』(講談社+α文庫)、『幸福の「資本」論 -あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』(ダイヤモンド社刊)、『橘玲の中国私論』の改訂文庫本『言ってはいけない中国の真実』(新潮文庫)など。最新刊は『シンプルで合理的な人生設計』(ダイヤモンド社)。毎週木曜日にメルマガ「世の中の仕組みと人生のデザイン」を配信。
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