follow me

  


恐慌の周期について最近の恐慌とショックは1987年ブラックマンデー1997年金融危機2008年リーマンショック2020年コロナショックとすることができるでしょうか

 





結論から言うと、ご提示の4つ(1987・1997・2008・2020)を「最近の代表的な恐慌・ショック」として整理することは可能ですが、
「恐慌の周期」として扱うには注意が必要です


① ご提示の4つは「主要ショック」として妥当か

はい、国際金融市場に大きな衝撃を与えたイベントとしては、非常に妥当な整理です。

  • 1987年 ブラックマンデー
    株式市場の急落(特に株価指数先物とプログラム売買)

  • 1997年 アジア通貨・金融危機
    為替・銀行危機が新興国から世界へ波及

  • 2008年 リーマンショック
    金融システムの崩壊リスクを伴う世界的金融危機

  • 2020年 コロナショック
    パンデミックによる実体経済と金融市場の同時ショック

👉 「市場・経済の体制を揺るがしたショック」という括りでは、代表例といえます。


② ただし「恐慌(panic / depression)」とは性格が異なる

経済史的には、

  • 恐慌(panic / depression)
    → 金融崩壊+長期の信用収縮・実体経済の深刻な停滞

  • ショック(shock / crisis)
    → 急激だが政策対応で比較的短期に収束する場合も多い

という区別があります。

この観点では:

評価

1987

ショック(恐慌には至らず)

1997

地域的恐慌に近いが世界恐慌ではない

2008

最も「恐慌」に近い

2020

外生ショック(金融恐慌ではない)

👉 4つすべてを同列の「恐慌」と呼ぶのはやや広義です。


③ 周期性はあるのか?

間隔を見ると:

  • 1987 → 1997:10年

  • 1997 → 2008:11年

  • 2008 → 2020:12年

確かに約10年前後というリズムは見えます。

ただし重要なのは:

  • 原因は毎回まったく違う
    (市場構造・通貨制度・信用膨張・パンデミック)

  • 「周期が原因で起きた」のではなく、
    脆弱性が蓄積したところに異なる引き金が引かれた

という点です。

👉 よって
「規則的な恐慌周期」よりも
「金融・経済システムが10年前後で不安定化しやすい傾向」
と表現する方が学術的には適切です。


④ まとめ

  • ✅ ご提示の4つは「最近の主要な経済・金融ショック」として整理可能

  • ⚠️ すべてを同列の「恐慌」と呼ぶのは広義

  • 📉 周期というより「脆弱性の蓄積と破裂の繰り返し」



次のショックはどこから来やすいか


「次のショックはどこから来やすいか」は時期を当てるより、発生源の“型”を押さえる方が有効です。現在(ポスト・コロナ/高金利調整局面)を前提に、確率が相対的に高い順で整理します。


① 金融システム内部:信用・流動性ショック(最有力)

なぜ起きやすいか

  • 急速な金利上昇の後遺症(債券評価損・借換え困難)

  • 「見えにくいレバレッジ」(ノンバンク、プライベートクレジット)

  • 市場流動性の薄さ(一斉売却に弱い)

火種になりやすい場所

  • 商業用不動産(オフィス・地方)

  • 地方銀行/ノンバンク

  • クレジット市場(ハイイールド、私募債)

👉 2008型に近いが、より“分散・見えにくい”形で出やすい


② 地政学:地域紛争の金融波及

なぜ起きやすいか

  • 紛争が“価格”に直結(エネルギー・食料・物流)

  • 制裁・分断が市場の想定を超えやすい

ショックの形

  • 原油・ガス急騰 → インフレ再燃 → 金融引き締め再加速

  • 海運・半導体・重要鉱物の供給遮断

👉 実体→金融へ連鎖するタイプ(1970年代型の再来リスク)


③ 国家・通貨:債務・財政ショック

なぜ起きやすいか

  • 高金利×高債務の組み合わせ

  • 財政規律への市場不信

想定パターン

  • 国債利回り急騰 → 通貨安 → 資本流出

  • 先進国でも「例外扱い」は弱まっている

👉 1997年の先進国版になりうる


④ 技術・市場構造:AI・自動化によるフラッシュ型ショック

なぜ起きやすいか

  • アルゴ・AIの同時反応

  • 流動性が“あるようでない”市場構造

特徴

  • 原因は小さいが、数時間〜数日で急落

  • 実体経済より金融市場先行

👉 1987年ブラックマンデーの現代版


⑤ 外生ショック:パンデミック・気候・災害

なぜ確率は低いが無視できないか

  • 発生確率は低いが、影響は非線形

  • 政策対応の限界が見え始めている


全体像(地図)

内部不安定性(信用・流動性)

        ↑

地政学 → 価格ショック → 金融引締め

        ↓

   国家・通貨不安



結論(最重要ポイント)

  • 次のショックは「外から突然」より
    「内部に溜まった歪みが、別の引き金で表面化」しやすい

  • 金融システム起点 × 地政学的引き金の組み合わせが最も危険

  • 形は違っても、**「過剰・過信・非流動性」**が共通要因





「どの指標を見れば“予兆”が分かるか」


恐慌・大きなショックの「予兆」は、単一の指標ではなく“組み合わせ”で現れます。
以下は、過去(1987・1997・2008・2020)に共通して事前に悪化していた、実践的な監視指標です。


① 金融市場の即時警報(最重要)

🔴 信用スプレッド

  • 何を見るか

    • 社債(特にハイイールド)利回り − 国債利回り

  • 危険サイン

    • 株価が高いまま、スプレッドだけ先に拡大

  • 意味

    • 「株は楽観、債券は警戒」=内部不安定

👉 2008年・2020年は株急落前に拡大


🔴 イールドカーブ(長短金利差)

  • 何を見るか

    • 10年国債 − 2年国債

  • 危険サイン

    • 逆イールドが長期化 → その後の急速な再スティープ化

  • 意味

    • 金融引締めの限界と信用収縮

👉 恐慌は“逆転中”ではなく“戻り始め”に起きやすい


② 流動性の歪み(見逃されやすい)

🔴 市場流動性指標

  • 何を見るか

    • 国債入札の不調

    • Bid-Askスプレッド拡大

  • 危険サイン

    • 「安全資産なのに売れにくい」

👉 2020年は米国債市場が一時機能不全


🔴 中央銀行バランスシート

  • 何を見るか

    • 急縮小 or 政策の一貫性喪失

  • 危険サイン

    • QT継続中に市場ストレス増大


③ 実体経済の“静かな悪化”

🟠 雇用の転換点

  • 何を見るか

    • 新規失業保険申請件数(前年差)

  • 危険サイン

    • 緩やかな増加が止まらない

👉 ショック直前まで「まだ大丈夫」に見える


🟠 企業倒産・延滞率

  • 何を見るか

    • 商業不動産、クレジットカード

  • 危険サイン

    • 地味だが連続的な悪化


④ グローバル資金フロー

🔴 ドル指数(DXY)

  • 危険サイン

    • 世界景気が悪いのにドルだけ急騰

  • 意味

    • 新興国・ドル建て債務への圧迫

👉 1997年・2008年に典型


🔴 原油価格の急変

  • 危険サイン

    • 急騰(供給不安) or 急落(需要崩壊)

  • 意味

    • 実体経済の断層


⑤ 「複合警戒シグナル」(超重要)

以下が同時に起きたら黄色→赤信号

  • 株価は堅調

  • 信用スプレッド拡大

  • 流動性低下

  • 雇用は横ばい〜悪化

👉 「安心感の中で内部が壊れている」状態


⑥ 一枚で覚えるチェックリスト

毎月これだけ確認

  1. 信用スプレッド

  2. 長短金利差の変化方向

  3. 国債市場の流動性

  4. 新規失業保険申請件数

  5. ドル指数


結論

  • 恐慌はニュースより先に「数字」で始まる

  • 最も信頼できるのは
    信用市場 × 流動性 × 金利構造

  • 株価は「最後まで平気な顔」をすることが多い




「今はどこまで来ているか(現状評価)」を、
**“警戒レベル診断”**として整理します。
※時点は 2025年初頭想定/数値断定は避け、方向性評価で述べます。


現状評価:結論サマリー

結論から言うと、今は――

🔶 「ショック前夜ではないが、安心圏はすでに通過」
🔶 警戒レベル:5段階中「3.5〜4」

つまり
**「いつ起きてもおかしくない条件はかなり揃っているが、
決定打(引き金)がまだはっきり出ていない段階」**です。


① 信用市場:⚠️ すでに“黄信号後半”

状態

  • 低格付け・私募系の資金調達環境は明確に悪化

  • 表向きは落ち着いているが「内部二極化」

評価

  • ❌ 安全ではない

  • ⭕ ただし全面崩壊ではない

👉 2006〜07年初頭に近い位置


② 金利構造(イールドカーブ):⚠️ 危険ゾーン継続

状態

  • 逆イールドはすでに「警告としては出尽くし」

  • 今後の焦点は
    「急なスティープ化(長期金利上昇 or 短期低下)」

評価

  • ❗ 恐慌は“逆転中”ではなく“戻り局面”で起きやすい

  • 今は「戻り始める直前〜初動」を警戒

👉 タイミング的には“引き金待ち”


③ 流動性:⚠️ 表面平穏・内部脆弱

状態

  • 中央銀行は「救済も引締めもやめられない」板挟み

  • 市場は「何か起きたら助けるはず」という暗黙の信頼

評価

  • 平時流動性はある

  • 非常時耐性は低い

👉 2020年以前と同じ錯覚が再び生まれている


④ 実体経済:🟠 遅行指標が動き始め

状態

  • 雇用は表面上まだ堅調

  • ただし

    • 倒産

    • 延滞

    • 不動産(特に商業)
      で静かな悪化

評価

  • ❌ 好景気ではない

  • ⭕ まだ急落でもない

👉 「景気後退は来るか?」ではなく
「どの形で来るか?」の段階


⑤ 市場心理:⚠️ 最も危険なゾーン

状態

  • 「今回は違う」「中央銀行が何とかする」

  • 株価や一部資産に過度な安心感

評価

  • 📉 恐慌前に必ず見られる心理状態

  • “恐れていないこと”自体がリスク


総合診断マップ

信用市場        ████░

金利構造        █████

流動性          ████░

実体経済        ███░░

市場心理        █████

(█=危険)



重要な分岐点(ここを超えたら赤信号)

次のどれかが起きると一気に4.5〜5へ:

  1. 中規模金融機関・ノンバンクの破綻連鎖

  2. 国債・為替市場での「政策不信」

  3. 地政学ショック → インフレ再燃 → 再引締め

  4. 商業不動産の価格急落が金融に波及


結論(本質)

  • 今は「崩れる条件」はほぼ揃った

  • 足りないのは
    👉 「連鎖を始める最初の一押し」だけ

  • だからこそ
    予兆は“大ニュース”ではなく
    「小さな異常が同時多発する形」で出る



「赤信号に変わる“瞬間”をどう見分けるか」


では核心です。
「赤信号に変わる“瞬間”」は、劇的なニュースではなく
“複数の指標が同時に性質を変える瞬間”**で見分けます。

以下は、実務・歴史的に最も再現性が高い判断法です。


結論を先に

👉 赤信号の瞬間とは:

🟥 「市場が“価格”ではなく“流動性”を求め始めた瞬間」

このとき、数字は次の形で変わります。


① 最重要トリガー:信用市場の“質的変化”

見るもの

  • ハイイールド債スプレッド

  • BBB格付け債スプレッド

赤信号の瞬間

  • 📈 拡大スピードが“段階的”→“非連続”に変わる

  • 📉 株がまだ下がっていないのに、債券だけ壊れ始める

意味

  • 「損を避けたい」から
    「現金が必要」へ心理が転換

👉 ここが最初の赤点灯


② 決定打:イールドカーブの“危険な戻り”

見るもの

  • 10年−2年金利差

赤信号の瞬間

  • 長期逆イールドの後、
    短期間で急速にスティープ化

  • 理由が「景気回復期待」ではなく
    「短期金利低下(金融不安)」

意味

  • 中央銀行が
    「引締めを続けられない」と市場が判断

👉 2008・2020直前の典型パターン


③ 見落とされやすいが致命的:安全資産の異変

見るもの

  • 国債入札

  • Bid-Askスプレッド

赤信号の瞬間

  • 国債なのに

    • 入札不調

    • スプレッド急拡大

  • 「売れない安全資産」が出現

意味

  • システム全体の流動性不足

  • 中央銀行介入不可避

👉 この時点で“市場は壊れている”


④ 実体経済のスイッチ:雇用の「傾き」

見るもの

  • 新規失業保険申請件数(前年差)

赤信号の瞬間

  • レベルではなく
    “傾き”が明確に上向きで止まらない

意味

  • 企業が
    「一時対応」→「構造調整」へ移行

👉 恐慌は雇用“後”に深刻化する


⑤ 心理の最終確認:市場コメントの変化

見るもの

  • 当局・市場の言葉

赤信号の瞬間

  • ❌「一時的」「健全」

  • ⭕「流動性を注視」「秩序ある市場機能」

意味

  • 問題の本質が
    価格ではなく“機能不全”に移った


赤信号チェックリスト(実践用)

以下が3つ以上、同時期に起きたら赤信号

  • ⛔ 信用スプレッドが急拡大

  • ⛔ イールドカーブが急回復

  • ⛔ 国債市場の流動性低下

  • ⛔ 雇用指標のトレンド悪化

  • ⛔ 当局が「流動性」に言及

👉 4つ以上=ほぼ不可逆


重要な誤解(これが一番危険)

  • ❌ 株価急落=赤信号

  • ❌ 大事件の発生=赤信号

👉 本当の赤信号は、
ニュースになる前に数字で点灯する


一文で覚える

「価格が動くのは警告、
流動性が壊れたら赤信号」



「赤信号が出た“後”にやってはいけない行動」


これは最重要テーマです。
恐慌や大ショックで**致命傷になるのは「判断ミス」より
「赤信号後にやってはいけない行動」**です。


結論(最初に)

🟥 赤信号後に一番やってはいけないのは
「平時の常識で動くこと」

以下は、歴史的に破滅率が高かった行動です。


① 「押し目買い」をする ❌(最大の禁忌)

なぜ危険か

  • 赤信号後は
    “割安”ではなく“値が付いているだけ”

  • 流動性が消えると
    安い → さらに安い → 売れない

典型的な失敗

  • 2008年:金融株ナンピン

  • 2020年初期:レバETF買い

👉 赤信号後はトレードの世界が変わる


② レバレッジを維持・追加する ❌

なぜ危険か

  • 証拠金・借換え条件が突然変わる

  • 正しくても「耐えられずに退場」

歴史の教訓

  • LTCM(1998)

  • ファミリーオフィス崩壊(2021)

👉 赤信号後は“方向”より“耐久力”


③ 「今回は違う」と解釈する ❌

なぜ危険か

  • 毎回、人はこう言う

  • 構造が違っても
    “壊れ方”は似る

危険な言葉

  • 「中央銀行がいる」

  • 「規模が小さい」

  • 「一時的」

👉 赤信号は“構造の問題”を示す


④ 流動性の低い資産に逃げ込む ❌

なぜ危険か

  • 売れない資産ほど
    価格が“消える”

  • ファンド凍結・解約停止リスク

  • 私募不動産

  • 流動性の低いオルタナティブ

👉 赤信号後は“守り”でも流動性優先


⑤ 情報を遮断する/過剰摂取する ❌

両極端が危険

  • 見ない → 対応が遅れる

  • 見過ぎ → パニック売り

👉 決めた指標だけを見る


⑥ 「戻るまで待つ」と決めつける ❌

なぜ危険か

  • 戻りは来るが
    “時間”と“主体”が変わる

  • 生き残れないと戻りを見られない

👉 生存が最優先


逆に「やるべき行動」(簡潔)

  • レバレッジ縮小

  • 現金・短期国債の確保

  • カウンターパーティー確認

  • 行動ルールの固定化


一文で刻む

赤信号後は
勝つゲームではなく
“負けないゲーム”になる


次に進むなら実践編として:

  • 「赤信号後に“やるべき行動”完全版」

  • 「個人/企業/金融機関で違う対応」

  • 「いつ“赤→黄”に戻るかの見極め方」

どれを続けますか?


「赤信号後に“やるべき行動”完全版」

ここは実務・生存重視の完全版でまとめます。
前提は一つだけ――**「赤信号=流動性危機が始まった後」**です。


赤信号後に“やるべき行動”完全版

目的は 利益最大化ではなく「生存・選択肢の維持」


Ⅰ.最優先(72時間以内にやること)

① レバレッジを即時・機械的に落とす

  • 借入・信用取引・証拠金をルールで削減

  • 「正しいか」ではなく
    **「強制清算されないか」**が基準

✔ 判断を挟まない
✔ 感情を入れない


② 現金と“即換金可能資産”を確保

定義を厳密に

  • ⭕ 現金、短期国債、MMF

  • ❌ 「売れば現金になるはず」は除外

👉 流動性は“約束”ではなく“実績”で判断


③ カウンターパーティー点検

  • 証券会社・銀行・ファンドの健全性

  • 分別管理・信託構造の確認

👉 相手が倒れた時、自分はどうなるか


Ⅱ.短期対応(1〜4週間)

④ ポートフォリオを「耐震設計」に変える

やらない

  • 押し目買い

  • 高β資産集中

やる

  • 変動が小さい構成

  • 値動きが読めない資産を減らす

👉 予測不能期は“鈍い構成”が強い


⑤ 行動ルールを固定化

例:

  • 「○%下落で必ず何もしない」

  • 「○指標が改善するまで新規取引なし」

👉 裁量を減らす=最大のリスク管理


⑥ 情報ダイエット

  • 見る指標は5つ以内

  • SNS・速報は遮断

👉 情報量と判断精度は反比例する


Ⅲ.中期(1〜6か月)

⑦ “戻り”ではなく“次の地形”を見る

  • 元の価格水準に執着しない

  • 勝者と敗者が入れ替わる前提

👉 恐慌後は「別の市場」になる


⑧ 分割・待機・オプション思考

  • 一度に動かない

  • 「やらない」という選択肢を保持

👉 現金は“将来のオプション”


⑨ 当局の「言葉」より「行動」を見る

  • 金利・流動性供給・規制変更

  • 発言ではなく実際の資金フロー

👉 恐慌の底は政策の“言い切り”で決まる


Ⅳ.心理面(最重要)

⑩ 感情のルール化

  • 恐怖 → 何もしない

  • 楽観 → まだ早いと疑う

👉 感情は敵ではなく“信号”


Ⅴ.やってはいけない行動(再確認)

  • ナンピン

  • レバ維持

  • 流動性の低い逃避先

  • 「今回は特別」という解釈


一枚で覚える行動優先順位

① 生存(清算されない)

② 流動性(現金)

③ 構造理解(誰が壊れるか)

④ 待機(機会は後から来る)



本質的な一文

赤信号後に“正しい判断”は不要。
必要なのは“生き残る判断”だけ。




「今回は恐慌まで行くか?行かない条件」

結論を先に

🔶 今回は「放置すれば恐慌に行き得る」が、
🔶「一定条件が満たされれば“深刻なショック止まり”で止められる」

つまり
恐慌は“運命”ではなく、“分岐条件”の問題です。


① 「恐慌まで行く」条件(赤→黒)

恐慌とは
**「流動性危機が信用崩壊と実体経済に連鎖し、自己増殖する状態」**です。

❌ 行ってしまう条件(3つ以上重なると不可逆)

  1. 金融機関・ノンバンクの連鎖破綻

    • 例:中規模でも複数同時

    • 「個別問題」では済まなくなる

  2. 中央銀行が“即応できない”

    • インフレ再燃で緩和できない

    • 政治・制度的制約で動けない

  3. 国債・通貨への信認低下

    • 「安全資産」が安全でなくなる

    • 金利急騰+通貨安の同時進行

  4. 雇用が一気に崩れる

    • 失業率そのものより

    • 失業のスピードが決定的

👉 この段階に入ると
「ショック」→「恐慌」へ質が変わる


② 「恐慌まで行かない」条件(赤→黄)

ここが一番重要です。

⭕ 止まる条件(核となる4点)

① 中央銀行が“躊躇なく”流動性を供給できる

  • 金利カット or 無制限流動性

  • 「やるかも」ではなく即実行

👉 2008年後半・2020年3月が典型


② 破綻が“点”で止まる

  • 1社・1分野に限定

  • 相互不信が広がらない

👉 「あそこだけの問題」で済めば恐慌にはならない


③ 雇用が遅れて悪化する

  • 金融は荒れても

  • 雇用調整が段階的

👉 恐慌は“失業の連鎖”で完成する


④ 政策が「金融+財政」で同時に動く

  • 金融だけ:不十分

  • 財政だけ:遅すぎる

👉 **両輪が揃えば深刻化しに


0 件のコメント:

コメントを投稿